ムラサキゴテン / パープルハート

一言で表すならものすごい生命力。

外で生えてるものはもっと紫色が強いですが、こちらは室内であまり直射日光を当てずに育てているのでやや緑が強いですね。個人的にこの色味の方が好きかなと思ったので、環境を変えずに現状維持です。

これは道端から拾ってきたので、どうなるかな、大丈夫かな、と思っていたのだけれど、そんな心配をよそにどんどん伸びてます。最初は一本のひょろっとした小さい茎だったのに半年くらいでここまで増えました。

増える、というか、伸びた茎を切ってそれを刺しておくとそれがまた伸びて、というその繰り返しでここまできました。写真は伸びた茎を切って植えた直後なのでこんな見た目ですが、茎の伸び方は面白いんです。

というのも、茎は初めまっすぐに上に向かって伸びていくのですが、ある程度、20cm くらいかな、伸びると茎が横に倒れるんです。水平か、少し下向きくらいに。最初は茎が折れたのかと思ってびっくりしましたが、自分できちんと茎が曲がるようになってるんですね。徐々に倒れていくんではなくて、ある日突然横向きになっているので、短時間でその部分だけ、茎の片側だけ急速に伸びるということなのか、そのメカニズムが気になります。

さて、どんどん伸びるのは切った先だけではありません。切った所からも再び新しい茎が伸びてきます。下の左の写真は切った茎の横から葉っぱが伸び始めているところ。おそらく切ってから10日くらいでこんな感じでしょうか。右は先っぽの小さいは2枚くらいを間違って折ってしまったのだけれど、そこから新しい葉が伸びてきているところ。わかりづらいかもしれないけれど、裏側が見えてる二枚が元々の先端の葉で私が折ってしまったもの。その根元にくっついてやや丸い形の黄緑っぽい葉が新しく出てきた葉。こんなこともあるのかと面白いです。それと、丈夫なのがわかってしまってからはどんどん扱いが雑になっていく、という自分のずぼらさがここから見えてきます。反省です。

 

春先には花も咲きました。もうこれどう見ても日本のツユクサの仲間ですよね。この茎は、葉のつき方が他と違っていたので、どういうことなのかな、と不思議には思っていたのですが、まさか花が咲くとは思ってなかったので嬉しかったです。咲いた後すぐにしぼんでしまって、その後次の蕾が膨らんで、開花して、というのを順番に4回くらい繰り返していました。2つ以上の花が同時に咲くということはなかったです。この時点では茎は2本なので (3本だったかな?)、ここから五ヶ月くらいで最初の写真まで増えたということです。どんどん成長するのは嬉しいですね。これからがとても楽しみです。